---パラオで一番魚影の濃い時期---
1月パラオの海
繁殖のシーズンを迎えた魚たちが、ブルーコーナーやペリリューコーナーなどにたっくさん群れを作り始めます。12月ごろから群れ出すサメもまだまだ元気いっぱい交尾をやっています。
特にこの時期にダイバーの目を楽しませてくれるのが、ブルーコーナーに集まるツノダシの100匹ほどの大群です。1匹でもきれいな黄色と白と黒のストライプで棚の上が覆われ、クマザサハナムロの青い群れと重なり周りはほんと魚だらけ。その魚影の濃さは世界イチでしょう。
それと同じころ、こっちはわりと地味目の魚ミヤコテングハギという黒と尻尾あたりにオレンジの斑点があるハギが、こちらもブルーコーナーに群れます。200匹ほどのこの群れを、繁殖期で特に体力のいるサメたちが追いかけまわしています。ハンティングにかかるとかなりトリッキーな動きをするので、ちとこわく感じることもあるくらい迫力あるシーンが見られるかも。
さて、いいことばっかり書いていると怒られるので、ちょっとマイナス面を。やはりお休みの取れやすいこの時期。ダイバーも大挙して押し寄せてきますので、ブルーコーナーなんかに着くとボートだらけだったりします。魚も多いが、ダイバーも多くて泡だらけってこともありますので、ガイドに置いてけぼりをくわないように気をつけましょう。
原稿:マーメルダイバーズ 馬場高志