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山かに

ペリリュー島を車で移動中によく見るカニ、赤くてげんこつくらいの大きさの丸々と太ったカニ。あれは山カニといって、パラオでは貴重な食材になっています。ペリリューではいつでもたいがい見られるのですが、他の島などでは、なかなか見ることができません。ただ、満月に近くなってくると、産卵のために、水辺に寄ってきます。夜の真っ暗ななかを、卵をおなかに抱えたメスのカニがガサゴトとジャングルよりでてきます。それから、ちょうど満潮になるのを待ちいっせいに海に卵を産みはなちます。

 暗くてよくわかりませんが、ライトをあててやるとその辺は、卵だらけ。それが引き潮と同時に、沖に流されていきます。大潮のときは、干満の差が大きく、その分、水が動くので、卵をより拡散させる知恵として、この日を選んでいるのでしょう。これは、カニに限らず、珊瑚、魚にも共通しているところがあります。なんか海の神秘を感じますねーー。

 それでは、その山カニの食。一番簡単なのは、ボイルして、それをムシャムシャとフォークを使って食べる。パラオ人たちは日常的にこうやって食べています。また、お祭りやおめでたいときには、カニの身だけをとりだして、ココナツとあえてそれをまたカニの甲羅にもどします。これがなんともうまい。甘いココナッツとフレッシュなカニの風味がなんとも合います。これはペリリュー島の名物です。

 どうです?食べたくなりましたか?今度、ペリリュー島にきたときには、車での移動中も砂の道を横切るカニに注意していてください。見つけたら、すぐに停車。1人が足で踏みつけて捕まえ、もう1人はサックを広げて捕獲。夜にはそれをボイルして酒のつまみに。