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スイッチオフ

私はふとしたきっかけで、スイッチが切れてしまう。特にTVや出社すべき会社もない(ちなみに私の部屋は、カープ・アイランドのクラブ・ハウスと呼ばれる建物の2階である)この島での生活は、混雑と静粛の入れ替わりで、私のリズムもそれに合わせて変わる。
 このスイッチ・オフ状態の時には、何をするのかというと、お客のつもりになっていろろ別の目で、この島を見てみたり・考えたり、釣りをしたり、ひたすら本を読む。特に、少しでもおもしろい本に当たれば、周りのことはいっさい聞こえなくなるし、見えなくなる。幸い、この島には読み終えた文庫本をおいていかれるお客さまが多く、それらをあさり読むことができる。本当にお金のいらない生活だ。というか、もともと小さいコミュニティーで生活するぶんには、お金なんて必要のないしろものだろうが。
 そして、3ー4冊読んだあたりで疲れてくると、この本たちに少しずつ影響を受けた感じで、いろんな事を考え始める。女の事、自分の将来、家族の事、過去とその反省、そしてアイディアをまとめて、1つの道をつくる。それが数日続き、実現できそうな事、又、もし無理そうでも、なぜそうなのかをもう一度考えてみる。そうこうしているうちに、島のお客が増えてきて、海の事とお客さんの事が頭の中に入ってきて、思考能力が著しく低下してしまう。
 しかし、いまいち決定的な新しい何かがでてこない。それをこの体は強く求めているし、そうしないと頭も体も退化してゆくばかりだ。そうゆう事を考えつつ、また日は進む。小さい、どうでもいいような事ばかり考えている人が多い(とくに私の周りには多いと思う)が、私がそうではないとは言えないが、そうじゃない時間をきちんと持っているということ。人間そういうものも確かに必要な時もあるだろうが、もっとゆるやかな大きな流れを見るようにして欲しいものだ。
1999/7/20


                     

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