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あー懐かし口八丁

みなさんも学生時代やフリーターなんかしているときなんかに、いろんなバイトをしてきたと思います。特に夜のバイトなんかそれまでの生活から抜け出るようで、絶対やってきたはずです。ホスト・焼き鳥や・焼肉や・クラブ・バーいろいろ夜の仕事もありますが、ほとんどがアルバイトでまわされているし、そこでいろんな人生経験をして、サラリーマンになったり、音楽の道に進んだり、海の仕事に夢を持ったり、職人になったりしていったわけでしょうが、今はいつまでもフリーターのままで自由な時間を大切にしている人が多いと聞きます。確かに、シフトがあったり、休んでも責任がなかったりしてそれはそれで自由に感じられるかもしれませんが、そうゆうわけでもないでしょう。バイトといってもそれなりに規則はあるし、仕事もそんなに楽なものばかりでもないでしょうし。おそらく悩みも多いだろうし、それがあくまで夢を実現させるための手段かもしれないし、テレビでいっているような、ボーとした人種ではないと思います。

 私は大学生のときに、和風居酒屋さんに4年間バイトしていました。昼はもちろん様々なバイトをしていたのですが、夜はやはり飲み屋関係しかないし、成り行きで決まってしまって途中で辞められるようなところでもありませんでした。自給もよくないし、しつけは厳しいし、ママさんがわがままだし、はじめはほんとにどうしてもうまくやれなくて、辞めることばかりを考えていました。そのたびに「逃げるのか?こんなことをやれないやつは社会人になってもどこも勤まらない」といわれ、耐えつづけました。それと学年で最初に入ったために、それより以降に入ってくるバイトをまとめることも強制的に押し付けられ、なんでたかがバイトのためにこんなにしばられなければいけないのかを悩み、考えながらやっていました。

 遊びたいためにバイトばっかりして、そのために遊びの時間までとられて、またそのことで頭いたくて、と思っているうちにいつの間にか、そこにいるのがあたりまえで、その人間関係や、お客さんとの付き合いや、接客の仕方とか、おいしい味とかを知って仕事というかそこにいることに苦痛ではなく、楽しみを感じるようになりました。こんなに書くと大変な仕事のようですが、ただお店の準備をして、仕込みをして、注文を聞いて、料理を出して、清算をして、片付けるだけのことです。どこにでもある仕事だったし、そんなことをぐちぐちしていたのが、ほんとなさけないのですが、そのときにはほんと大変だと感じました。いままで、そんな長い時間をカウンターの中みたいな狭い中で過ごしたことがなかったですから、なんか喧嘩したらその後のいやな空気とかなにやらが、以上に大きく感じられていやでした。

 つまりそのときはほんと、自分のことだけを考えていたのだと今になって思います。箸の持ち方、料理の出し方、注文の取り方、上司と部下の場所、その付き合い方、などいろんなことを、その料理屋さんの中で見て、聞いて、学んでいきました。その時は、なぜそんなことにいちいちこまかくいわれないといけないのか、わかりませんでしたし、そのママさんの気持ちを気づいていたときもあるものの、それにすなおになれずに、余計に反発していました。いまどきあんながんこなママさんはいないのではないでしょうか。いたとしても大変でしょう。楽じゃないと思います。いかにお客にはかわいがられて、バイトに嫌われるかを、というか、そうしないと店をきちんとやっていけないと思ったから、そうゆう自分を見せていたところもあるのでしょうし。軽くなんでも流されないというか、いつも真剣であるがための、口やかましいママさんだったのだと思います。

 そのおかげで、そのお店は世の中が不景気のなか、どうにか今でも営業していますし、いつもおいしい料理と酒をだしていると思う。そしてまた、今も同じように大学生のなんにもわからないガキをせっせとしつけなおし、喧嘩しながらやっているのだろう。それを見るのを楽しみにしているお客さんもいたし、あのスタイルは変わらないのだろう。 

 たまにいろんなことがあるとあの「口八丁手包丁」を思い出す。そのときにいっしょにバイトしていた人たちのこともふと思い出す。それほど強烈な思い出と関係だ。酒を飲んでいても、あのバイトはこうゆうところがまだまだだな、と思ったりもするし、料理の舌もかなり贅沢になってしまったようだ。魚が大好物になり、肉をあんまり食べないようになる。こうゆうママさんがいるから、また世のサラリーマンたちはがんばれるのだろう。もし、私が社会人の時にこんなお店のママさんに出会っていたならば、もっとがんばれたんだろうな。口やかましいほど、すばらしい人であるときが多い。もっと表面だけでなくいろんな時間でつきあってみないとその人の良さなんて、そんなに簡単にわかるものでもない。だけど、時間とお金との関係も難しい。だけどお金が大切になっているときには、なにかしら、ずれているときだろうから気をつけないといけない。そうゆうに私のことを感じられたら、みなさん怒ってくださいね。よろしくお願いします。


                     

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