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イレズミフエダイの群れる時期

パラオは最近東風が強く、なかなか東のポイントは潜れない日々が続きましたが、やっと風も止み、お客さんのリクエストどおりのポイント選別ができるようになってきました。 さて、この日はイエローウォールを潜りました。なんとびっくりなことに「イレズミフエダイ」が30匹ほど群れているではないですか!!ご存知の方は、あれ?っと思われることと思います。そうなんです、通常このレアな人気フエダイは、春と秋の時期、つまりは、4月と9月ごろにだけ産卵のために巨大な群をつくると考えられているのです。それが、この2月に見れるだけでも珍しいのですが、それが群れているとは。これも温暖化?さてまてエルニーニョの影響?といろいろ考えたりするのですが、水温は特に暖かいわけでもなく、水不足なわけでもないので原因はよくわかりません。 もともとマイナーなポイントである、イエローウォール。そこに年に2回だけ群れるといわれるこの魚の行動はもっと調べる必要がありそうです。
その後、2月後半から群れ始めたイレズミフエダイの群れが、この3月中盤にきてかなり大きな群れとなってきました。その数はざっと2000とか5000匹。どこを見てもイレズミフエダイです。今年はちょっと変わった行動が見れました、イエローウォールだけに見れていたこの群れは、最近ペリリューエクスプレスに見れるようになりました。だいたい、15mほどの浅い棚の上に群れています。場所は似ているので魚にとってはそんな代わりはないのでしょうが、こっちとしてはエクスプレスがさらに豪華なダイブスポットとなり嬉しい限りです。

それから、4月に入り群れはかなり小さな、しかもまとまりのない群れになり、各自20-40匹ほどの小さな群れとなって、各地へ散っていきました。4月5日には2-3匹はいましたが、ほとんどいなくなっていました。これで、シーズンは終了。しばらくさみしくなります。次は、秋です。まだまだ先がながいなーー。

あれ!それでも4月20日ごろからまたまた、再び集まりだしたイレズミフエダイたちは25日ごろには、すでに1000匹とも2000匹とも、絶対に数えることが不可能なくらいまでに大群となって再び群れ始めました。ダイビング中も私たちの周りはすべてイレズミフエダイでかなり興奮させられました。さて、よく見ると産卵しています、1匹興奮した様子のイレズミフエダイが体を震わして上昇しながら産卵をすると、それにオスの固体5-10匹ほどがそれを追いかけて、卵に精子をふりかけています。それらがあちこちで行われ始めると、もうみんな興奮ぎみでダイバーなんか全く気にしません。それほど盛り上がった群もやはり1週間ほどでまた解散してしまいました。これで今シーズンは終了でした。


                     

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