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カヤンゲル
ここが本島の南の島の生活だ---

カヤンゲル島へ
パラオ歴の長い人、パラオ・リピーターの人、みんなが一度は行ってみたいとつぶやく島、カヤンゲル島。ガイドブックなどには、空撮のキレイな砂島が載っていて、「これこそ南の島」って感じです。でも、遠いんですよね。200馬力の2機掛けスピードボートでも2時間以上かかるんです。定期船もたまにあるだけで、観光客がふらっと行くわけにはいきません。だからこそ、みんなが夢みる島へ、行ってきました。
さー行こうっと思っても、まずガソリンが通常のトリップの倍以上いるわけです。ガソリンタンクをいつもの倍の量用意しなくてはなりません。船の3分の1はガソリンになってしまいます。それから、カヤンゲルは大物釣りのポイントと聞きます。釣りの準備もおこたりなく。大きいクーラーボックス、イカ、釣り道具、氷、お弁当、飲み物を買出し、やっと船に到着、エンジンスタート。この時点ですでに10時だ、時間がないーーー。ツアー会社の方たちの日々の準備の良さ、肉体労働にみなさん感謝しないといけないですよ。自分でやろうとするとかなりなかなかしんどいですよ。
さて、やっとコロールを出発して観光気分。KBブリッジを眺め、バベルダオブ島を海から観察。バベルダオブには、10もの州があり、それぞれに港を持っています。この日は東風が強かったので、バベルダオブの西をボートで移動します。アイメリーキ、ガラスモグイ、ガラスマウ、ガラロンの港をみながら北上。途中、水面に鳥山を発見するも、いつもならすぐにトローリングを始めるのですが、今回は大物だけを狙うので無視。やっと一時間かけて、バベルダオブの北端のガラロン州を通過し、まったく目標物の無い海をひたすら北上します。周りには、島は全く見えなく、ただコンパスを手に北上です。カヤンゲル出身の運転手に来てもらっていたからいいものの、ちと不安になる航行です。ここで、すでに1時間半もかかっています。
それからひたすら青い海の上を青い空に向かって、ガンガンエンジンをふかして、移動です。約1時間ほど移動してやっと見えてきました。船先のずーーと先に小さい島が。「やっとあればカヤンゲル!!」でも肉眼で見るにはもっともと近寄らないと。近くにくるときれいな白砂のビーチが島の周りを取り囲んでいるのが見えます。3つの島からなり、一番大きな島に人が住んでいるようです。上陸したいのを抑えて、まずは、トローリングにチャレンジ!!
約1時間ねばって、バラクーダ1匹しか釣れない。うーーん?


気分を切り替えて、底釣りポイントへ。餌は冷凍のイカです。小魚につっつかれても、結構残ってくれて、食いつきもいいです。贅沢ですけどね。でも、パラオには魚の餌なんて売ってないので手っ取り早くみんなこうやっています。ですがら週末なんて、どっこのお店のイカもすぐに売切れてしまいます。さーーーどんな大物がつれるのかねーー?1時間経過、あれ、釣れない、フエダイが2匹と小ぶりのハタが1匹。なんで、こんなんじゃ、コロールで釣りしてたほうがましだ。今回、参加者5人ともに飽きてしまい、やっとカヤンゲルに上陸開始。
島の周りはかなり浅く、運転手も岩を避けながら慎重に船を港に近づけます。以前よりあった木の桟橋にやっと到着。その横には、日本のODAによるコンクリートの大きな港が建設中でした。なんとも立派な港で、カヤンゲルに似合わないし、こんなの作っても何回これから使うんでしょうかね?そんなぐちをいいながら、砂浜に下りてみる。砂は結構荒いですね。ロックアイランドのような内海の方が、小さい砂になるようです。島民たちが気軽に声を掛けてくれます。「いやーーーやっと到着じゃーー」
島の道は白砂、道の両脇にはココナッツがギッシリ植わってました。いい雰囲気ですが、ちょっと怖いですね。常にココナッツが落ちてこないか気をつけてないといけません。アバイ跡、発電機、製氷機、民家、建設中の港なんかを観光して、というかそのくらいしか見るところはないんですが、のんびりしていていいですね。
さあ、もう1度トローリングにトライ。30分ほど流すと、バラフエダイのでっかいのがかかってきました。もう5時になってたので、ここは潔くコロールに帰ることにしました。1時間飛ばしてやっとバベルダオブ島のガラロン。もうそのくらいから夕焼けと共に日が沈み始め、いつの間にか真っ暗闇に。目標物は、水路にうってある支柱のライトだけ。パラオ人運転手の目の良さに感歎しつつ、どっか浅瀬でエンジンをぶつけはしないかとハラハラでした。やっと着いたのは7時過ぎ。「みんな無事に帰れてよかったー」
カヤンゲルの感動は、その遠さと、何も無ささに比例していて、だからこそのカヤンゲルでした。今度は、何日か滞在してゆっくりしたいな。