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メディア戦争

 パラオにもラジオあるんですよ。そのラジオのジョッキーとして有名になり、そのいきおいでパラオのセネター(上院議員、日本で言う衆院議員みたいな地位)までなりあがったアルフロンソ・ディアズ氏。その人の裁判記事をよく新聞で見かけるようになりました。内容はというと

 

----------- 要は  嫌がらせに対する抗議裁判 ---------です。

 小さい小さい国パラオのメディアといえば、3つほどの民間のラジオとホーム・ビデオで撮影したイベントや国会の様子を流す国のテレビ番組が一つあるだけでした。

 そこに3年ほど前に現れたのがアメリカ人の「ROLL&EM PRODUCTION」というアメリカ人カップルによる映像&CM作成会社。最初は、中小企業向けの営業ビデオや選挙の広報ビデオの製作などを細々とやっていたのですが、アメリカの「サバイバー」という超人気テレビ番組の制作がパラオで行われたときに、この映像会社が現地でのコーディネートをおこなったことおがきっかけで、売り上げも伸び、OTVというオリジナルのテレビ会社を持つまでに成長しました。スタジオも大きな倉庫を改装して、立派です。最近では、ニュースから天気予報、周辺国のニュース、イベント、教育番組までやってて、パラオでも注目のまとです。

 

 その成長を嫌がったのが、上院議員でもありながら、小さいラジオ局を運営していたディアス氏。この人はもともと外国人が嫌いな人で、「パラオはパラオ人の物だ、外国人を追い出せ」と、選挙やラジオでも常に主張してきていた超右翼派。ラジオよりも大きな広告マーケットを持つテレビにビジネスのかてをとられて、壮絶な嫌がらせが始まります。

 まず、アメリカ人が運営しているということで、外国人投資法に違反していると抗議。また、そのときOTVが資本的に頼っていたUNESCOに直接メールして、国として援助をやめさせようとしたり。

 その嫌がらせがあまりにもひどいので、「国の議員が国家権力をかてに、民間の小さい会社におどしをかけた」として裁判になっていました。結局、2009年5月から始まった裁判も、結局はディアス氏の勝訴。なにも罰金なしで議員としての責任追及もゼロ。やっぱここはパラオですかねー、いくら正当なこといっても、パラオの人には勝てませんよね。

 

PDNニュース

 

 


                     

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