マクロかワイド?|パラオダイバーズネット

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マクロかワイド?

1998年4月16日 「マクロかワイドか」の読み返しコメント-------

なんじゃそれ?ですよ。マクロとかワイドとかって、要は小さい魚の仲間をマクロとかって呼び、サメとかナポレオンとかマンタなんて大きいものや大きい地形なんかをワイドなんていう。これってカメラのレンズの呼び名なんですよ。いつのまにかこんなわけわからない呼び方になったんでしょうか?でも私らガイドには使いやすい、しかも、なんとなく専門用語みたいで、かっこよく聞こえるような気になって、お客さんなんかによく聞きます。「今回はマクロ・ダイブです」なんて普通のダイバーが聞いたらわけわかんないですよ。
>>でもマクロもワイドもレンズの呼び方でなくても、そのまま訳せば大物、小物なわけでスジはとおってますね。こんなことに暑くこだわってたんですねーーお恥ずかしい。

 パラオでもこの4-5年は、なにやらどうもマクロなんていう小さい魚を写真におさめるのがはやっているようで、ついには、魚だけでは物足りず、ウミウシやらエビ・カニやらどんどんモノ探しダイビングになっている。それはそれでいいのですが、やっぱりパラオは大きな目で周りを見て、開放感を味わって欲しいです。日本の近場の海で充分楽しめるじゃないですか。パラオまで来て、透明度のいい海で、目先だけ見てるってのは悲しいですよ。もちろん2週間くらい潜る日程があって、いろんな楽しみ方をされたい方はいいですが、一般にパラオに来る80%くらいの激安ツアーで来る人たちが「シコンハタタテハゼ」が見たい!!なんてリクエストが出ること自体びっくりしますよ。雑誌の影響ってすごいな、みたいな。

>>そうゆうリクエストされるとガイドは試されてるみたいでやる気でたりするしね。ま、お客さんにしてみれば本気でリクエストにこたえてくれてるってところに感動するんでしょう。

ほんとガイドとしては楽ですよ、みんなの見たいものがいっしょだから、そんなの毎日海にでていれば1カ月もあれば場所覚えれます。でもガイドは毎日海に行くじゃないですか。そのうち大きいものに(やっぱりワイドって言葉は便利だ)飽きて、マクロを探し出す。その楽しさに気づいていく。そして、お客様にもそれを見て欲しいと考えるようになる。そうすると、流れのガンガンあるところじゃじっくり観察ができないから、内海やビーチダイブを好んで潜るようになる。

>>確かに小さい生き物のほうが色が鮮やかだったり不思議な生体だったり個人的には興味ひかれますね。

でも、それは大衆の要望からはかなり外れてしまっていますよね。マンタを見に来ている人にひたすら、ヤシャハゼだの、ベンテンコモンエビだの見せても、わずらわしいばかり。「あのガイドさん、全然自由にさせてくんない」なんて言われることになってしまう。それでも勉強熱心な女性ダイバーはいいけど、おじさんダイバーは本当に怒りだしたりする。いろいろありますよね。
>>そう、いろんな人がいる。合わせる心の深さが必要だけど、自分もそうだったけど若い時は、なんでこの人この魚の凄さわかんないんだろって勘違いしてしまうんですよね。この辺を教えるのって難しい。

 じゃ、ガイドはどうすりゃいいんだろってことになりますが、それは使い分けでしょう。その人たちの雰囲気で、状況判断して、メリハリをつけて、楽しませる。これじゃないでしょうか?でもガイドとして、魚を知らない、流れを見れない、お客を見れないのはしょうがない。でも一番大切なのは、お客さんをいかに楽しませるか、ですよね。それといっしょに楽しめる人は最高!!私はしゃべりがダメなんですよ。それと疲れが顔にすぐにでてしまう。常にシャキっとしないといけないっすよね。毎日、海の舞台に立つような気持でガイドしないといけないですよね。(自分に言い聞かせている)

>>>でも経営とか管理業務とかやってるとどうしても明日の仕事の割り振りとか、小さなトラブル処理のほうに思考が転移してしまう。ガイドは管理する側になってはいけないけど、たまに海にでないと現状もわからないしなー。たまに海にでてあとは専門ガイドくんたちに任すにが一番だよね。リピーターさんには申し訳ないないけど。

1998年8月16日 「マクロは楽しい?」 -------
 


                     

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